ベトナム出張日記 8 : 機内で |
台北でのトランスファーの後、乗り込んだ機内で
お隣は2人のお子さんと一緒のスリランカ人の女性でした。
とても親しみやすい彼女から話しかけられ、しばらく、英語で話していましたが、
(わたくしの英語がマズイのか)突然、日本語に。
とても流暢ですが、何となく長崎のイントネーションなのです。
尋ねてみると、長崎に住んで17年間。
前の座席のお嬢さんは、わたくしと同じ中学校に通学中。
(父が転勤族のため、中学3年生から高校3年生までを長崎で過ごしましたので)
当然、住んでいるところも近く。
おかげさまで、台北ー福岡があっという間でした。
日本人に会えてうれしい、日本語がしゃべりたかった。
(英語が通じていないわけではなかった。ほっ。)
日本人の秩序正しさや心遣いに触れ、ほっとした…と言われて
悪い気がするはずはありませんね。
いずれ、スリランカに帰ることになるけれど、
ご主人は日本の大学で教育を受け、日本企業で技術を学び実践し、
スリランカでそれを生かすのだそう。
お子さんも日本で小学校、中学校とすばらしい教育が受けられていることに感謝。
日本で、それも親切な人が多い長崎で生活でき、毎日が楽しい…。
日本に来ることができて、本当によかった…と。
旧知の友人とおしゃべりするように、話しつづけたわたくしたち。
残念なできごとに遭遇した旅行でしたが、
彼女のおかげで楽しい思い出を作ることができました。
また、彼女と会うこともあるかもしれません…