松本ひとり旅（6） 三城でお蕎麦。

松本への旅で、今回じっくりと予習に用いた本は
伊藤まさこさんの「松本十ニか月」。
ただ、学会の理事会で訪れていますし、一泊二日の旅。
松本以外に足を延ばすわけにもいかなかったので掲載されているほとんどに行くことは叶いませんでした。
当然です・・・ね。


長野に行ったら、お蕎麦は絶対、頂きたい。
「吟醸そば」と言われる、もとき さんとか
松本美術館そばの 浅田 さんとかへ行きたかったのですけれど、
なのに〜。
浅田さんを訪れると既に売り切れ、閉店した後でした。


でも、いちばん行きたかったのは
伊藤まさこさんの本にも出ている 三城 さん。

日曜日にお休みだと知らずに扉を引いてしまいました。
店主 柳澤 さんがちょうどいらしたので、翌日の予約をさせていただきました。
それも11:30から数名の予約が入っているので、お待たせするとよくないからと
（開店時間は11:30からですが）少し早めでもいいかしら？と。

かえってありがたい…
13:00からの学会の理事会にらっくらく〜間に合います。
（会議の場所にタクシー飛ばして行くつもりでしたが、だったら電車でも大丈夫）


11:30少し前に訪れると、ちょうど打ち水をなさっているところでした。
「どうぞ…」。ふふふっ。

お酒となめこおろしを頂いて、お蕎麦を待ちます。
　　ほんの少しだからとおっしゃいますし、（顔にもでませんから）会議前ですが頂きました。
太めでこしのあるお蕎麦でした。

蕎麦湯（この土瓶がまた素敵）とお漬け物を楽しんで、
蕎麦粉で作られたという、ほんのり甘いお菓子を頂きます。

この空間。
一人きりで至福の時間を過ごしました。